PHILOSOPHY

考え方

PHILOSOPY

“大切に受け継がれてきた建物を未来に繋ぐ”

古い建物を壊すのは簡単です。
しかしその建物は本当に壊していいものなのでしょうか。

建物には街をつくり文化を継承するという大切な役割があります。
さまざまな建物が並ぶ街にはそれまでの歴史があり、紡がれてきた物語や文化があります。

新しい建物ができ街が時代に合わせて変化していく中で大切に受け継がれてきた建物も残していく。
この先も長く使えるように構造を補強しながら、現代に合わせてアップデートしていく。
その使命を果たすのが構造エンジニアだと考えています。

法規や技術で改修を諦めることなく課題を解決していく。
そもそも未来を考えて長く使える建築物を提案する。
私たちは大切に受け継がれてきた建物を未来繋ぐためチャレンジを続けます。

構造設計の在り方を変える

建物を未来に繋ぐために、
私たち構造エンジニアは様々な課題に取り組んでいます。

構造エンジニアは後ろに隠れて提案できない

構造エンジニアが顔を見て話す

普段クライアント様が顔を合わせる設計士は意匠設計が専門で、構造エンジニアと直接話す機会はありません。
わたしたち構造エンジニアは、クライアント様と顔を合わせて打合せをすることで、これまで見えてこなかった課題やニーズを引き出し、最適な設計を提案します。
解決が難しかった課題に対しても直接解決案を出し、建物を長く使いたいというクライアント様の要望を叶えます。

マニュアル通りの設計で建物に無理が生じる

1つ1つに真摯に向き合う

建物は1つとして同じものはありません。
建築の場所や条件、目的、用途により構造も柔軟に変えていく必要があります。
マニュアルを知ることはもちろん、他の視点からのアイディアも必要です。
1つ1つに真摯に向き合い、新しい技術や方法にチャレンジしながら建物を完成させてゆく。
そうすることで、長く使い続けられる建物を生み出せると信じています。

建てたら終わり、で評価ができない

完成後も長期にわたりサポート

建物が完成したら設計士の仕事は終わり。
これでは、お客様のことを考えたより良い建物はできないと考えています。
私たちは建物が完成したところが始まりと考え、完成後も定期的にチェックし、修繕や改修のご相談にも乗ります。
お客様の声を聞くことで、より快適な暮らしをサポートします。

建築法規を読み解けず改修を諦める

法規を守りながら改修する

地域や建設地の用途によって建築法規は異なります。
私たちは建築法規を守ることはもちろん、その建物が建てられた当初の時代背景や、今の時代のニーズ、そして未来の暮らしや使い方を考え、最適な改修を提案します。